神社の登録有形文化財

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国登録有形文化財は、日本の文化財保護法に基づき、特定の歴史的、芸術的、学術的価値を持つ物件を国の文化的資産として認定するものです。これには建造物や美術工芸品、歴史資料などが含まれます。指定された物件は、保護や補助を受けることができ、将来的には重要文化財や国宝への昇格の可能性もあります。
青葉神社もこの国登録有形文化財に6棟が登録されており、それぞれの建物が国からの認定を受けています。

参照  有形文化財(建造物) | 文化庁 (bunka.go.jp)

文化財一覧

■青葉神社本殿 
(あおばじんじゃ ほんでん)

前室の付く三間社流造(さんげんしゃながれづくり)で,屋根は銅板葺。木鼻(きばな)は幾何学的な意匠を示すが,蟇股(かえるまた)は中世の様式を採用するなど,伝統形式・意匠を巧みに構成し直した近代の神社建築である。大正13年の建築。

■青葉神社中門及び祝詞舎 
(あおばじんじゃ ちゅうもんおよびのりとしゃ)

本殿正面の透塀(すきべい)に開く中門と,その背面に棟を直交して接続する祝詞舎。いずれも屋根は切妻造(きりづまづくり)銅板葺。本殿と共通の細部意匠をもつ,上質な建物である。昭和2年の建築。

■青葉神社透塀 
(あおばじんじゃ すきべい)

本殿の周囲を結界する木造銅板葺の塀。良材を用いた精緻なつくりで,本殿の周辺を格調高く整える。昭和2年の建築。

■青葉神社拝殿 
(あおばじんじゃ はいでん)

本殿正面に南面して建つ。屋根は入母屋造(いりもやづくり)銅板葺,内部は畳敷で格天井(ごうてんじょう)を張る。整然とした参道の突き当たりに位置し,近代的な社頭(しゃとう)景観の中核をなしている。昭和2年の建築。

■青葉神社神饌所及び伝供廊
(あおばじんじゃ しんせんじょおよびでんくろう)

拝殿の北西に建つ。神饌所は入母屋造銅板葺で,東面に設けた切妻造銅板葺の伝供廊で拝殿と接続する。拝殿と融和して近代的な社頭景観を形成している。昭和4年頃の建築。

■青葉神社旧愛姫社鞘堂 
(あおばじんじゃ きゅうめごひめしゃさやどう)

拝殿前方に南面して建つ。屋根は入母屋造銅板葺。内部は畳敷で格天井を張る。小規模ながら,拳鼻(こぶしばな)や肘木(ひじき)に本殿と共通の絵様をもつ上質な建物である。昭和4年の建築。

詳細は、以下のクリックすることで、国宝や重要文化財などの詳細情報を文化庁の公式データベースから参照することができます。

国指定文化財等データベース – 文化庁